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視覚障害者を対象としたタブレット端末の利用体験会の支援を行いました。

山梨県デジタルデバイス活用促進事業の一環として、2024年1月、T市で視覚障害者向けのタブレット端末利用体験会が開催されました。株式会社ワイ・シー・シー様のお声がけにより、当協会の代表理事も操作のサポートを務めさせていただきました。

体験会では、「seeing AI」や「ユニボイス」ほか、アクセシビリティに配慮したアプリケーションの紹介・操作を中心に行いました。これらのアプリケーションは、視覚障害者がタブレット端末をより有効に利用するためのもので、写真から文字を読み上げる機能や音声認識による操作支援など、日常生活で直面する様々な課題を解決するためのものです。

体験会に参加された方々は、これらの機能によってタブレット端末が「自身の生活を支援できるか」に大きな関心を示されました。写真から文字を読み上げる機能に関しては、日常生活の中で直面する様々な読み物にアクセスする新たな可能性を感じていただけたようです。

この体験会を通じて、視覚障害者の方々がデジタルデバイスを利用する際の可能性を広げることができたと感じています。デジタルデバイスの進化は、すべての人に平等に情報へのアクセスを提供するための重要な鍵となります。今後も、このような体験会を通じて、より多くの人々がテクノロジーの恩恵を享受できるように支援していきたいと考えています。

悪天候の中、ご参加いただいた皆様、株式会社ワイ・シー・シー様をはじめ、体験会の開催にご協力いただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。また、この貴重な機会を提供してくださったT市職員の皆様にも深く感謝いたします。

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